超音波溶着

超音波密着とは

超音波溶着とは、樹脂同士の接合部分に超音波振動を与え、振動の摩擦による境界面の発熱を利用して瞬時に溶着する技術です。
超音波振動子から発生し、ホーンに伝達された振動エネルギー と加圧力をプラスチック部品に与えることにより、プラスチックを溶着します。

特徴として

  • 摩擦熱で溶着するため、他の加熱式接合方法と比較して消費電力が少ないこと。
  • 接着剤を使用しないため、接合面がきれいで、作業効率が良いこと。

が挙げられます。

溶着のほかに、カシメ、ゲートカット加工などにも応用可能です。

超音波溶着の制作事例

画像をクリックすると拡大できます。

超音波溶着例(ランプカバー裏面)

マスクゴムの接着やゲートカットなどの制作事例もございます。

箔押印刷(ホットスタンプ)

ホットスタンプ例

熱と圧力によって、金・銀・色箔の文字や柄を転写する印刷加工です。
光沢のある文字や柄を印刷できます。

パッド印刷

パッド印刷例

平面でも曲面でも凹凸面にも印刷可能で、様々な素材へも印刷可能です。

シルクスクリーン印刷

シルク印刷例

平面の印刷が適していますが、コップなどの側面への印刷も可能です。

超音波溶着

超音波溶着例(ランプカバー裏面)

接着剤を使用しないため接合面がきれいです。

高熱溶着

高熱溶着したパーツ

スピーカーの内側にネットを貼る場合などに用います。

組み立て・検品・加工

バリ取り作業

部品の組み立て、外観検査、アニール処理、バリ取り、タップ加工等のご依頼も承ります。